【Laravel Sail】たった2行で、Laravel環境を構築する

Laravel

もう「環境構築がめんどくさい」とは言わせない。Sailを使うとそれぐらい簡単です。

かんたんな準備

・WSL2

PowerShellで wsl --install するだけ

・Docker

インストーラで普通に

をインストールしておく

Tips: WSLのファイル操作

WindowsからLinux上のファイルをさわる

エクスプローラ等で、

\\wsl$

にアクセス

Ubuntu>home>[ユーザ名]がユーザルート扱い

 

LinuxからWindows上のファイルをさわる

Ubuntu(WSL)のターミナル上で、

/mnt/c/

にアクセス

*これがCドライブのルート

Laravel Sailなら、本当に2行だけ!

Ubuntu(WSL)を、ターミナルで、管理者権限で立ち上げて、

プロジェクト作成したい場所で、

curl https://laravel.build/[プロジェクト名] | bash

↓(途中でUbuntuのパスワードを入力)

↓終わったら、(プロジェクトに移動して、Sailを起動)

cd [プロジェクト名] && ./vendor/bin/sail up

(*初回は処理に結構時間かかる)

 

これだけで、もう http://localhost/ にアクセスできる!

 

*使用するサービスをカスタムしたい場合は、

 curl "https://laravel.build/example-app?with=mysql,redis" | bash

のようにする

*デフォルトは、mysql, mailhog, meilisearch, redis, selenium

cf. 1行目の意味

図でわかるcurl [URL] | bashの意味
「|」の前でゲットしたシェルスクリプトを、「|」の後のbashに送って実行します。 ひとこと 「|」がまさに「パイプ」=「管」 「-s」はサイレントの意 ちなみに... の中身はこんな感じ これ(シェ...

 

*Sailの停止は、Ctrl+C

Sailの起動をより簡略化

 ./vendor/bin/sail up

だと、ちょっと長いので、どのディレクトリにいても、

sail up

だけで起動できるように、エイリアスを追加します。

 

エクスプローラで、\\wsl$にアクセスして、

Ubuntu>home>[ユーザ名]

内にある、

.bashrc

をテキストエディタで編集します。

*「.bashrc」は、プロンプト起動時に読み込まれるファイル

 

このファイルの最後に、

alias sail='[ -f sail ] && bash sail || bash vendor/bin/sail'

を追加

 

これで、

sail up

で、Sailが起動するようになりました!

本当にかんたん

これだけで、もうLaravel環境が完成しました!

We hope you build something incredible.

Laravel Sailのインストール(1行目)完了後に表示される言葉

まさにこの通りですね!  あとは、好きなようにアイデアを形にするだけです!

cf.
Laravel Sailで開発環境構築【Vite対応】
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